2026年6月22日

こんにちは。
大田区のうみのいろ歯科矢口渡です。
「最近フェイスラインがぼやけてきた気がする」といったお悩みを感じている方は少なくありません。フェイスラインというと、体重の増加や加齢による影響をイメージされることが多いですが、実は“舌の位置”や“お口まわりの筋肉”も大きく関係していることをご存じでしょうか。今回は、フェイスラインと舌の位置、そして顔の筋肉との関係についてご紹介します。
■舌の正しい位置とは?

普段、ご自身の舌がどこにあるか意識したことはありますか?本来、舌は上あごに軽く触れている状態が自然な位置とされています。具体的には、舌先が上の前歯の少し後ろにあり、舌全体がふんわり上あごに収まっている状態です。
しかし近年では、舌が下がっている「低位舌」の方が増えていると言われています。低位舌になると、舌が下あご側に落ち込み、口呼吸になりやすくなるほか、お口まわりの筋肉のバランスにも影響を与えることがあります。舌は筋肉のかたまりであり、その位置によって顔全体の筋肉の使われ方が変わってくるのです。
■舌の位置とフェイスラインの関係

舌が正しい位置にあると、舌や頬、口周囲の筋肉が自然に働きやすくなります。反対に、舌が低い位置にある状態が続くと、顔の筋肉が十分に使われなくなり、フェイスラインの崩れにつながることがあります。特に影響を受けやすいのが、あご下の筋肉です。舌が下がると、下あご周囲の筋肉が緩みやすくなり、二重あごのように見えたり、フェイスラインがぼやけて見えたりすることがあります。また、口がぽかんと開きやすい方は、口周囲の筋肉が弱くなっている場合もあり、顔全体がたるんだ印象になることもあります。
■口呼吸が筋肉バランスに影響することも

舌の位置が低い方は、口呼吸の傾向がある場合も少なくありません。本来、人は鼻呼吸が基本ですが、舌が下がることで口が閉じにくくなり、無意識に口呼吸になってしまうことがあります。すると、お口まわりの筋肉がさらに弱くなり、フェイスラインへの影響が強くなる可能性があります。
また、口呼吸は見た目だけの問題ではありません。お口の乾燥によってむし歯や歯周病のリスクが高まったり、睡眠の質に影響したりすることもあります。
■食べ方や姿勢も関係している

舌や顔の筋肉は、日常生活の影響も受けています。例えば、
・やわらかいものばかり食べる
・あまり噛まずに飲み込む
・猫背姿勢が多い
・スマートフォンを見る時間が長い
といった習慣は、舌やお口まわりの筋肉を十分に使わない原因になることがあります。特に猫背になると、頭が前に出やすくなり、舌も下がりやすくなると言われています。現代人はデスクワークやスマートフォン使用の影響で姿勢が崩れやすく、知らないうちに舌の位置へ影響しているケースも少なくありません。そのため、フェイスラインを考えるうえでは、単にスキンケアやマッサージだけではなく、「舌の位置」や「筋肉の使い方」にも目を向けることが大切です。
■まとめ

フェイスラインの悩みは、体重や年齢だけでなく、舌の位置や顔の筋肉の使い方とも関係しています。舌が正しい位置にあることで、お口まわりの筋肉が自然に働きやすくなり、フェイスラインの維持にもつながります。
当院では、お一人おひとりの状態に合わせたアドバイスやトレーニングのご提案を行っています。正しい習慣を身につけ、健康的で美しい口元を目指していきましょう。