ミューイングは間違いだらけ?正しい舌の位置を知っていますか|うみのいろ歯科矢口渡(旧ほりぐち歯科)|矢口渡駅の歯医者

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ミューイングは間違いだらけ?正しい舌の位置を知っていますか

ミューイングは間違いだらけ?正しい舌の位置を知っていますか|うみのいろ歯科矢口渡(旧ほりぐち歯科)|矢口渡駅の歯医者

2026年5月11日

こんにちは。

大田区のうみのいろ歯科矢口渡です。

最近、SNSなどで話題の「ミューイング」。舌の位置を意識することで、歯並びやフェイスラインの改善を目指す方法として注目されています。しかし、自己流で行ってしまうと、思ったような効果が得られないばかりか、かえって噛み合わせや顎に負担をかけてしまう可能性もあります。今回は、よくある間違いと正しい舌の位置について解説します。

■ミューイングとは何か

ミューイングとは、舌を正しい位置に置くことで、口腔周囲の筋肉バランスを整え、歯並びや顎の成長に良い影響を与えるとされる考え方です。本来、舌は上あごに軽く接しているのが自然な状態ですが、口呼吸や生活習慣の影響によって、舌が下がっている方も少なくありません。舌の位置が乱れると、お口がぽかんと開きやすくなったり、飲み込み方や発音に影響が出たりすることがあります。見た目の問題としてだけではなく、お口の機能を整える視点からも重要なポイントです。

■よくある間違ったミューイング

ミューイングでよくある間違いのひとつが、「舌先だけを上につければよい」という思い込みです。実際には、舌先だけでなく、舌全体が上あごにやさしく接していることが大切です。舌先だけを持ち上げても、本来の意味での正しい舌位とはいえません。

また、「強く押し付けるほど効果がある」と考えてしまう方もいますが、これも誤りです。無理に力を入れると、歯や顎関節に負担がかかり、痛みや違和感につながることがあります。さらに、歯を強く噛みしめながら行うのも避けたいポイントです。本来、安静時には上下の歯はわずかに離れているのが自然な状態で、常に接触していると顎関節に負担をかけやすくなります。

■正しい舌の位置とは

正しい舌の位置は、舌全体が上あごにやさしく吸い付くように接している状態です。ポイントは、舌先だけではなく、舌の中央から奥までが自然に上あごについていることです。舌先は前歯の裏に押し当てるのではなく、その少し後ろに軽く触れる程度が理想です。

ここで大切なのは、「力で押し上げる」のではなく、「自然にその位置に収まっている」感覚です。加えて、唇は無理なく閉じ、呼吸は鼻で行うことも欠かせません。舌の位置、唇の閉じ方、鼻呼吸がそろうことで、はじめて正しい口腔機能の土台が整っていきます。

■正しい習慣が歯並びを支える

舌の位置は、日々の無意識の習慣によって大きく左右されます。例えば、口呼吸や舌で歯を押す癖、頬杖なども歯並びや顎のバランスに影響を与える要因となります。特に成長期のお子さまでは、舌や口周りの筋肉の使い方が顎の発育に関わるため、早い段階での改善が重要です。必要に応じて、口腔筋機能療法(MFT)などのトレーニングを取り入れることも有効です。

■まとめ

ミューイングは一見シンプルに見えますが、正しく行うためには専門的な知識が必要です。誤った方法を続けてしまうと、期待した効果が得られないだけでなく、逆にトラブルの原因になることもあります。また、「短期間で顔立ちが大きく変わる」といった情報も見受けられますが、実際には舌の位置を整えることはあくまで“土台づくり”であり、即効性のある変化を期待するものではありません。日々の積み重ねによって、少しずつお口の機能やバランスを整えていくことが大切です。

舌の位置やお口の使い方が気になる方は、一度歯科医院でチェックを受けることをおすすめします。当院では、お一人おひとりの状態に合わせたアドバイスやトレーニングのご提案を行っています。正しい習慣を身につけ、健康的で美しい口元を目指していきましょう。

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