2026年10月13日

こんにちは。
大田区のうみのいろ歯科矢口渡です。
「最近、冷たいものが歯にしみるようになった」「歯磨きすると血が出ることがある」「昔より歯ぐきが下がってきた気がする」など、お口の変化を感じることはありませんか?このような症状は、年齢を重ねるにつれて少しずつ現れることがあります。特に30代頃になると、これまであまり気にしていなかった歯や歯ぐきの状態を、自覚する機会が増えてきます。
仕事や家事、子育てなどで毎日忙しく、「歯医者に行く時間がなかなか取れなかった」という方も多いと思います。今回は、30代から意識したい歯のメンテナンスについてご紹介します。
■「歯がしみる」は知覚過敏だけが原因ではありません

冷たい飲み物やアイスを食べたときに「キーン」と歯がしみることはありませんか?歯がしみる原因の一つに知覚過敏があります。歯ぐきが下がったり、歯の表面がすり減ったりすることで、歯の内側にある象牙質が露出すると、刺激を感じやすくなります。ただし、歯がしみる原因は知覚過敏だけではありません。むし歯が原因で症状が出ていることもあるため、「いつもの知覚過敏だろう」とそのままにしてしまうのは注意が必要です。30代頃から歯のしみを自覚するようになった場合は、一度歯科医院でチェックしておくと安心です。
■歯磨きで血が出るのも、お口からのサイン

「歯磨きすると少し血が出るけれど、痛くないから大丈夫」と思っていませんか?歯磨きのときに出血する場合、歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。特に歯と歯ぐきの境目にプラークが残っていると、細菌の影響によって歯ぐきが腫れ、出血しやすくなります。歯周病は、初期の段階では強い痛みが出にくいため、気づかないまま進んでしまうことがあります。歯磨きのたびに出血する、以前より歯ぐきが腫れやすくなったという場合は、一度お口の状態を確認してみましょう。
■「歯ぐきが下がった気がする」と感じたら

以前と比べて「歯が長くなったように見える」という変化も、歯ぐきの状態を知るきっかけになります。歯ぐきが下がる原因には、歯周病だけでなく、強すぎる歯磨きや歯ブラシの当て方、歯並びなど、さまざまなものがあります。一度下がった歯ぐきを元の状態に戻すことは簡単ではありません。そのため、原因を確認して、これ以上進まないように予防することが大切です。また、歯ぐきが下がると歯の根元が露出し、知覚過敏や根元のむし歯につながることもあります。気になる変化があれば、早めに歯科医院で相談しましょう。
■30代は「悪くなってから」ではなく「今から」のケアを

30代は、仕事や家事、子育てなど何かと忙しい時期です。「歯が痛くなったら歯医者に行こう」と思っていても、症状がないと後回しになってしまうのは珍しいことではありません。しかし、歯科医院のメンテナンスは、痛みが出てから受けるものではありません。お口の中を定期的に確認することで、むし歯や歯周病などのトラブルを早い段階で見つけやすくなります。また、歯石の除去や歯のクリーニング、歯磨きのチェックを受けることで、毎日のセルフケアだけでは落としにくい汚れにも対応できます。「しばらく歯医者に行っていない」という方も、今からメンテナンスを始めることで、現在のお口の状態を確認し、これからのトラブル予防につなげることができます。
■まとめ

歯がしみる、歯磨きで血が出る、歯ぐきが下がってきたなどの変化は、30代頃から気になり始める方もいます。忙しい毎日の中で歯のケアが後回しになっていた方も、決して珍しいことではありません。大切なのは、気になる症状をそのままにせず、これからの歯を守るためにメンテナンスを始めることです。お口の状態やセルフケアについて疑問や気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。