2026年10月20日

こんにちは。
大田区のうみのいろ歯科矢口渡です。
30代になると、これまであまり気にしていなかった歯や歯ぐきの変化が、少しずつ気になるようになることがあります。こうした変化は、年齢とともに起こりやすくなるものの、放っておけばよいとは限りません。とはいえ、仕事や家事、子育てなどで忙しく、歯医者さんに行く時間がなかなか取れなかった方もいらっしゃると思います。今回は、そんな方にこそおすすめしたい「歯のメンテナンス」についてご紹介します。
■歯が染みるようになったら、一度チェックを

冷たい水や飲み物、アイスなどを口にしたときに歯が染みる場合、知覚過敏が原因のことがあります。歯ぐきが下がったり、歯の表面がすり減ったりすると、歯の内側にある象牙質が露出し、冷たいものなどの刺激を感じやすくなります。ただし、「染みる=知覚過敏」とは限りません。むし歯が原因で染みている場合もあるため、症状が続いているときは一度歯科医院で確認することが大切です。
■歯磨きで血が出るのは歯ぐきからのサイン

歯磨きのときに血が出ると、「磨き方が強かったのかな」と思う方もいるかもしれません。しかし、出血が繰り返される場合は、歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。歯と歯ぐきの境目にプラークが残っていると、細菌の影響で歯ぐきが腫れ、出血しやすくなります。
特に歯周病は、初期には強い痛みが出ないことも多いため、「痛くないから大丈夫」とは言い切れません。歯磨きのたびに血が出る、歯ぐきが腫れる、口臭が気になるといった変化があれば、早めにお口の状態をチェックしておきましょう。
■「歯ぐきが下がった」と感じることも

30代頃になると、以前と比べて歯が長くなったように見えることがあります。歯ぐきが下がる原因は一つではなく、歯周病だけでなく、歯磨きの力が強すぎることや歯並びなどが関係する場合もあります。歯ぐきが下がると、歯の根元が見えるようになり、知覚過敏や根元のむし歯につながることもあります。
■忙しくて歯医者に行けていなかった方も大丈夫です

30代は、仕事や家事、子育てなどで毎日忙しく過ごしている方も多い年代です。「歯医者に行こうと思っていたけれど、気づいたら何年も経っていた」ということもあるでしょう。歯のことが気になっていても、痛みがなければつい後回しになってしまうのは、決して珍しいことではありません。しばらく歯科医院に行っていなかったからといって、受診をためらう必要はありません。むしろ、気になった今がメンテナンスを始めるタイミングです。
■メンテナンスで「今の状態」を知ることから

歯科医院でのメンテナンスでは、むし歯や歯周病のチェックだけでなく、歯石やプラークの除去、歯磨きの確認なども行います。自分ではきれいに磨いているつもりでも、歯と歯の間や歯ぐきの境目などには汚れが残っていることがあります。専門的なクリーニングを受けることで、普段の歯磨きだけでは取りきれない汚れを除去できます。また、歯磨きの方法や歯間ブラシ・デンタルフロスの使い方など、お口の状態に合わせたケア方法を知ることもできます。
■まとめ

「歯が染みる」「歯磨きで血が出る」「歯ぐきが下がった気がする」といった変化は、年齢とともに気になりやすくなるものです。症状があるからといって、必ず大きなトラブルが起きているとは限りません。だからこそ、早めに確認しておくことが大切です。しばらく歯医者に通っていなかった方も、まずは現在のお口の状態を知るところから始めてみませんか?
歯や歯ぐきについて気になること、メンテナンスの内容について知りたいことなどがありましたら、お気軽にご相談ください。