マイクロスコープ+レーザー治療
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●当院は検査及び説明を大切にしております。初診日は「検査のみ」、2回目は「治療方針のご相談」、3回目から「治療方針に沿った施術開始」とさせて頂いております。ご了承の上、ご予約下さい
*お痛みなど緊急性があればご相談ください
●ご予約当日は、問診票の記入・コンサルティングから開始しますので、ご予約時間の30分前にお越しください
*30分前にお越し頂けないと時間が十分取れず、予定している検査をすべて行うことができない場合がございます
●マイナンバーカード・保険証、受給者証、お薬手帳をお持ちの方は、必ずご持参下さい
*お忘れになった場合、当日は治療費の全額をご負担いただきます (後日返金精算します)
*お薬手帳は【医科歯科連携】のために必要ですので、お忘れになると治療の開始が遅くなる場合がございます
マイクロスコープ+レーザー治療
マイクロスコープとは、肉眼の3~30倍に拡大し、従来は難しかった精密な治療が可能となる手術用顕微鏡です。歯科治療の多くは1ミリ以下の精度を要求されます。マイクロスコープを用いることで精度の高い治療を可能にします。
見えないものが見えるようになり、歯の破折・亀裂・歯石の取り残し等の状況を詳しくチェック出来るようになると、むし歯治療においても削る量をできるだけ抑えることができます。当院では「むし歯の治療」「根管治療」「歯周病治療」「歯周外科」「その他外科処置」など、様々な歯科治療の分野に応用しております。
マイクロスコープ治療と一般的な肉眼治療は、治療時の視界の見えやすさ含めて下記の様に大きな違いがあります。
マイクロスコープは、視野を格段に広げることができるので、細かい亀裂など、肉眼で見つけられないものまで、はっきりと確認することができます。
肉眼の場合、視界に限界があるので、細かな問題を見落としてしまいやすく、本当に悪いところが解決せずに、治療が長引く、結果的に治らない、ということもよくあります。
マイクロスコープの場合、視野が大きく拡大されるだけでなく、強い光で術野を照らすため、例えば根管治療(根の治療)の際に、根管の内部を深い部分まではっきりと見ることができます。なので、汚染部分を確実に、徹底的に取り除くことができます。
肉眼の場合は、根管の入り口までしか見えないため、汚染された根管の治療は手探りで手の感覚に頼った不確実なものになります。
このような違いから、マイクロスコープ治療と、一般的な肉眼治療には次のような差が出ます。
マイクロスコープを使うと、細かい部分までハッキリ見て治療ができるため、悪い部分をピンポイントで確実に、他の組織を傷めずに取り除くことができる、精度の高い治療になります。
肉眼治療の場合だと、悪い部分を取り残してしまい、逆に周囲の健康な組織にまでダメージを与えてしまうことがあり、治療精度が高いとは言えません。そのため、歯の寿命も短くなる恐れがあります。
むし歯を削った後、マイクロスコープを見ながら人工物を入れる場合、歯と人工物の隙間なく、ピッタリに入れられるので、むし歯の再発率を大幅に下げられます。
一方、肉眼で見てピッタリだと思って人工物を入れても、実際には細かい隙間があることも多く、その隙間からむし歯菌が入り込みやすくなるので、むし歯の再発率は高いと言えます。
マイクロスコープを使うと、問題点がハッキリと分かりますので、回り道をせず、迅速に原因解決ができ、患者様の負担も軽くなります。
肉眼治療の場合、細かい部分が見えないために、症状を起こしている原因がなかなかわからないことも少なくありません。しっかり見えることは診断を早めます。
当院は、歯科用Er:YAGレーザー装置「アーウィン アドベール EVO」を導入しました。
これにより、「痛みの少ない治療」「身体組織に負担の少ない治療」が可能になりました。
日本最大の歯科医療機器メーカー、モリタ製作所の最新機器であるアーウィン アドベール EVOの素晴らしい点としては、多くの使用目的と効果・効能が薬事承認されていることが挙げられ、硬組織疾患(むし歯の除去や局所の殺菌効果)、歯周疾患(歯石の除去や切除)、軟組織疾患(口内炎の治療)のさまざまな症例に効果を発揮します。
現在、歯科でのレーザー治療の一部は、保険に適応し、信頼性の高い治療法であると言えます。
レーザー治療では、1秒の間に約1兆回を越す振動が起こることで得られる強い熱エネルギーを用います。マイクロスコープと組み合わせることで、特に以下のようなメリットがあります。
レーザーは熱エネルギーによって強い殺菌作用をもち、むし歯の再発の可能性を下げることにつながります。
レーザーの照射範囲は狭く、また、悪くなっているむし歯の部分だけに強く作用するため、ピンポイントで治療することができ、むし歯の近くにある健康な歯への影響を最小限にすることができます。
レーザー治療は音や振動が少ないので、歯を削る場合と比べて、不快感を減らすことができます。
もともとマイクロスコープを使った精密治療は、必要最小限のむし歯をとって治療するMI治療(ミニマルインターベンション)に親和性が高いのですが、レーザーを使用することで、深いむし歯や、外傷で歯が折れてしまったケースで神経をとらずに治療できる可能性を高めることができます。
破折や深いむし歯などによる露髄の際、レーザーで表面を殺菌することでそれ以上の感染を防ぎ、神経を温存できる場合があります。
肉眼では確認できないようなむし歯の発見が可能です。健康な歯をできるだけ削ることなくむし歯だけを削る作業を行うには、マイクロスコープでの拡大視が有効です。特に神経が露出しそうな深いむし歯の場合は、レーザーを併用して、痛みの少ない治療、局所の殺菌効果が期待できます。
マイクロスコープを用いると肉眼では見えなかった歯石やプラークを見つけて除去できるようになります。歯周外科など、出血を伴う治療では、マイクロスコープで術野が明確になり、レーザーの併用で、汚染部分を確実に、徹底的に取り除くことが期待できます。
根管の中は肉眼で見ることができません。
マイクロスコープで根管内を詳細に観察することが可能になると、細部まで治療が出来るようになり、根管治療の成功率向上が期待できます。
逆に歯の破折が原因で感染が起こっている場合には、時間をかけて治療していたが、実は歯が破折していて、亀裂に沿って細菌感染が起こっていたというようなケースも。
マイクロスコープを使用して歯根破折が見えれば、抜歯適応の判断も明確です。レーザーを使用して、徹底的に抜歯後の感染組織を除去することで、抜歯後の治癒促進が期待できます。
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