当てはまる人は要注意!40〜50代が気をつけたい歯周病の症状|うみのいろ歯科矢口渡(旧ほりぐち歯科)|矢口渡駅の歯医者

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当てはまる人は要注意!40〜50代が気をつけたい歯周病の症状

当てはまる人は要注意!40〜50代が気をつけたい歯周病の症状|うみのいろ歯科矢口渡(旧ほりぐち歯科)|矢口渡駅の歯医者

2025年12月10日

こんにちは。

大田区のうみのいろ歯科矢口渡です。

40〜50代になると、多くの方が「昔はなかった口の悩み」を感じ始めます。実はその多くが、歯周病に起因している可能性があります。歯周病は痛みが少なく進行するため、気づいたときには重症化していることも珍しくありません。「歳だから仕方ない」と思い込まず、早めに気づいて対処することが大切です。今回は、特に40〜50代の方に多い歯周病の症状についてご紹介します。

■歯がぐらぐらする

歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が徐々に溶けてしまいます。その結果、歯がしっかり固定されず、噛んだときに違和感を覚えたり、「前より歯が揺れるようになった」「硬いものが噛みにくい」と感じるようになります。これは加齢による自然現象ではなく、歯周病の代表的な症状です。特に40〜50代では、「痛みがないから大丈夫」と放置してしまう方が多く見られます。しかし、歯周病は静かに進行する病気であり、ぐらつきに気づいた段階ではすでに中等度〜重度に進行していることも少なくありません。

この状態を放置すると、さらに骨が失われ、最終的には歯を支えられなくなり、抜歯が必要となる場合もあります。歯のぐらつきは自然に治ることはなく、セルフケアだけでは改善が難しい症状です。

■歯ぐきから膿が出る

歯を押したときに膿が出たり、口の中で生臭い味や苦味を感じる場合は、歯周病がかなり進行しているサインです。これは、歯周ポケット内で細菌が増え、炎症が強くなっていることで起こる症状です。歯ぐきや歯槽骨がダメージを受けている状態のため、自然に治ったり、セルフケアで改善することはほとんどありません。

また、膿が出る状態を放置すると、周囲の組織破壊がさらに進み、歯のぐらつきや痛み、最終的には抜歯につながる可能性があります。症状が軽い段階では痛みを感じないことも多いため、「気づいたら重症だった」というケースも珍しくありません。異変に気づいたタイミングで早めに歯科医院を受診し、細菌や炎症を取り除く治療を受けることが大切です。

■口臭が気になる

「最近口臭が強くなった」「家族に指摘された」という場合、歯周病が原因となっている可能性があります。歯周病菌は悪臭の元となるガスを発生させるため、歯磨きや口臭ケア製品では一時的にごまかせても、根本的な改善にはつながりません。また、歯周ポケットに潜む細菌は通常の歯磨きでは取り除くことが難しく、放置すれば炎症が悪化し、より強い口臭につながります。気になる口臭は、早めの歯科受診が改善への近道です。

■歯ぐきが下がり、歯が長く見える

鏡を見たときに「昔より歯が長くなった」と感じる場合、歯ぐきが下がる歯肉退縮が起きている可能性があります。これは加齢だけでなく、歯周病による骨吸収が進むことで起こる典型的な症状です。歯ぐきが下がると見た目の変化だけでなく、冷たいものがしみる知覚過敏、汚れの停滞、そして将来的には歯のぐらつきや脱落につながることもあります。気付いた段階で歯科医院に相談し、進行を止めることが重要です。

■まとめ

今回ご紹介した症状にひとつでも当てはまる場合、歯周病が進行している可能性があります。しかし、適切な治療とケアによって進行を止めることはできます。「まだ大丈夫」と放置せず、早めの診断と治療を受けることで、健康な歯を長く守りましょう。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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