口が臭うのは歯周病かも?口臭の原因と対策|うみのいろ歯科矢口渡(旧ほりぐち歯科)|矢口渡駅の歯医者

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口が臭うのは歯周病かも?口臭の原因と対策

口が臭うのは歯周病かも?口臭の原因と対策|うみのいろ歯科矢口渡(旧ほりぐち歯科)|矢口渡駅の歯医者

2025年4月10日

こんにちは。
大田区のうみのいろ歯科矢口渡です。

「最近、口臭が気になる…」「家族に指摘された…」このようなお悩みを抱えている方は、もしかすると歯周病が原因かもしれません。口臭の主な原因には、食べ物や生活習慣、全身の病気などさまざまなものがありますが、中でも歯周病は代表的な口臭の原因の一つです。今回は、歯周病による口臭の仕組みや対策について詳しく解説します。

■口臭の原因とは?

口臭にはいくつかの原因があり、大きく分けて「生理的口臭」「病的口臭」「外因的口臭」に分類されます。

・生理的口臭
生理的口臭とは、起床時や空腹時に発生する口臭のことです。これは、睡眠中に唾液の分泌が減り、口内の細菌が増殖することで発生します。朝起きたときの口臭は多くの人が経験するもので、一時的なものがほとんどです。

・病的口臭
病的口臭はむし歯や歯周病などの口腔内の病気、または糖尿病や肝疾患など全身の病気が原因で発生する口臭です。特に歯周病が進行すると、強い口臭が発生することがあります。

・外因的口臭
外因的口臭は、食べ物や飲み物、喫煙などが原因で一時的に発生するものです。例えば、ニンニクやアルコールを摂取した後の口臭はこのタイプに分類されます。

■歯周病による口臭の仕組み

歯周病は、歯と歯ぐきの間に歯垢(プラーク)が溜まり、細菌が繁殖することで引き起こされる病気です。進行すると歯周ポケットが深くなり、そこに細菌が増殖して悪臭を放つガスを発生させます。

■歯周病による口臭の特徴

・腐った卵のようなにおい
歯周病菌が硫化水素やメチルメルカプタンといった揮発性硫黄化合物を作り出し、口臭の原因となります。

・口の中がネバネバする
歯周病が進行すると唾液の分泌が減少し、口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなります。

・歯ぐきからの出血や腫れ
歯周病が悪化すると歯ぐきが炎症を起こし、出血や腫れを伴います。これがさらに口臭を悪化させる要因になります。

■口臭を防ぐための歯周病対策

1.正しい歯磨きを習慣にする
歯周病による口臭を防ぐには、まずは正しい歯磨きが欠かせません。特に、歯と歯ぐきの境目や奥歯の汚れをしっかり落とすことが重要です。
・歯ブラシは小さめのヘッドで、やわらかめのものを選びましょう。
・1日2回以上、フッ素入りの歯磨き粉を使って丁寧に磨きましょう。
・デンタルフロスや歯間ブラシを併用して、歯と歯の間の汚れも落としましょう。

2.口腔内の乾燥を防ぐ
唾液には、口の中の細菌を洗い流す自浄作用があります。口腔内の乾燥を防ぐことで、歯周病の進行や口臭を抑えることができます。
・こまめに水を飲む。
・ガムを噛んで唾液の分泌を促す。
・口呼吸ではなく、鼻呼吸を意識する。。

3.歯科医院での定期検診を受ける
歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため、定期的な歯科検診が大切です。歯科医院では、プロによるクリーニングや歯石除去を受けることで、歯周病の進行を防ぐことができます。

4.生活習慣を見直す
喫煙や過度な飲酒、糖分の多い食事は、歯周病や口臭の原因になります。バランスの取れた食事を心がけ、規則正しい生活を送りましょう。

    ■まとめ

    口臭の原因はさまざまですが、歯周病によるものは特に注意が必要です。歯周病が進行すると口臭だけでなく、歯の喪失にもつながる可能性があります。正しい口腔ケアや生活習慣の改善、歯科医院での定期検診を習慣づけることで口臭を防ぎ、健康的な口内環境を維持しましょう。

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