2025年3月25日

こんにちは。
大田区のうみのいろ歯科矢口渡です。
年齢を重ねると、「歯を失いたくない」という思いが強くなりますよね。しかし、気をつけていても歯周病やむし歯、歯の破折(割れ)によって、抜歯を余儀なくされることがあります。特に、歯並びが悪いことが原因で、過度な力が一部の歯に集中し、結果的に歯を失ってしまうケースは少なくありません。
「歯を失ったら、その部分を補う治療をすればいい」と考える方も多いですが、実はそれだけでは不十分です。歯並びや噛み合わせを整えることで、残っている歯全体で力を支え、口腔内のバランスを維持することが大切なのです。
「50代から矯正なんて遅いのでは?」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。むしろ、50代だからこそ矯正治療を検討する価値があります。今回は、抜歯を防ぐための歯並びの重要性と、50代からの矯正治療のメリットについて詳しく解説します。
■なぜ歯を失うのか?抜歯の主な原因

抜歯が必要になる主な原因は、以下の3つです。
① 歯周病の進行
歯周病は「歯ぐきの病気」と思われがちですが、実際には歯を支える骨が溶ける病気です。歯並びが悪いと、清掃が行き届かない部分ができ、歯周病菌が繁殖しやすくなります。その結果、歯を支える骨が失われ、歯がグラグラになって抜けてしまうのです。
② 噛み合わせの悪さによる歯の破折
歯並びが悪いと、一部の歯に過度な力がかかりやすくなります。特に奥歯や前歯が噛み合わさる位置が悪いと、強い力で押され続け、歯が割れてしまうことがあります。こうなると、抜歯せざるを得ないケースが多いのです。
③ 過去の治療による影響
詰め物や被せ物が多い歯は、どうしても負担がかかりやすくなります。また、歯が抜けたまま放置すると、周囲の歯が傾いたり、噛み合わせが乱れたりして、さらに抜歯が必要になるリスクが高まるのです。
■「抜歯を防ぐ」ためには、歯並びの改善が鍵!

歯を失ったら、その部分を補う「欠損補綴(けっそんほてつ)」治療を行います。具体的には、ブリッジ・入れ歯・インプラントといった方法がありますが、そもそも歯を抜かなくて済むようにすることが最善です。
そこで重要なのが、歯並びを整えることで、残りの歯全体で力を分散させ、バランスの良い噛み合わせを作ることです。
歯並びを整えるメリット
✅ 一部の歯に負担がかかるのを防ぐ
✅ 噛み合わせを整え、歯が割れるリスクを軽減
✅ 歯周病になりにくい口内環境をつくる
✅ ブリッジやインプラントなどの補綴治療をより長持ちさせる
つまり、矯正治療を行うことで「歯を補うだけ」ではなく、「これ以上歯を失わないための環境を作る」ことが可能になるのです。
■50代からの矯正は遅い?いいえ、むしろ適齢期です!

「大人になってから矯正を始めるのは遅いのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、50代でも矯正治療は十分可能であり、むしろ歯を守るための有効な手段になります。
50代から矯正を始めるメリット
✔ これ以上歯を失わないための予防策になる
✔ ブリッジやインプラント治療を行う前の土台を整えられる
✔ 矯正装置の種類が豊富になり、目立たない治療が可能
✔ 噛み合わせを改善し、全身の健康にも良い影響を与える
特に、歯の移動スピードが遅くなる50代以降は、無理なくじっくりと噛み合わせを改善できるというメリットもあります。
■どんな矯正方法がある?大人向け矯正治療の選択肢

50代以降の矯正治療には、いくつかの方法があります。
① マウスピース矯正(インビザラインなど)
✅ 透明で目立ちにくい
✅ 取り外し可能で、普段の歯磨きもラク
✅ 比較的軽度の歯並びの乱れに適している
② 部分矯正
✅ 必要な部分だけ動かせるため、治療期間が短い
✅ 補綴治療(ブリッジやインプラント)と併用しやすい
✅ 比較的コストを抑えられる
③ ワイヤー矯正(ブラケット矯正)
✅ 幅広い歯並びの問題に対応可能
✅ 噛み合わせをしっかり調整できる
✅ 近年では目立ちにくいセラミックブラケットも登場
■まとめ:50代からの矯正で「抜歯を防ぐ」選択を!

「もう歯を失いたくない」と思ったら、矯正治療を検討することが大切です。
✔ 歯並びが悪いと、過度な負担がかかり、抜歯のリスクが高まる
✔ 矯正で歯並びを整えることで、残っている歯を守ることができる
✔ 50代からの矯正は決して遅くなく、むしろ噛み合わせを整える最適なタイミング
「50代だからもう遅い…」と諦めるのではなく、これから先の10年、20年を自分の歯で美味しく食事ができるように、今こそ矯正治療を考えてみませんか?
抜歯のリスクを減らし、健康な口腔環境を維持するために、ぜひ一度歯科医院で相談してみてください!
矯正治療にご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。